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タコのヒト

プライベート空間型キャンプ場 多古の星
新井 辰雄 さん

もともとは東京で働いていましたが、東日本大震災をきっかけに、家族や従業員を守れる場所を求めて多古に移住しました。今は、プライベート空間型のキャンプ場「多古の星」と「星明りテラス」という古民家カフェを運営しながら、地域の人たちと一緒にまちの魅力を広げていく活動をしています。

多古町に移住、または事業をしようとしたのはなぜですか?

東北大震災が起きたとき、東京にいて、「ここでは家族も社員も守れないかもしれない」と強く感じました。そのとき思い出したのが、以前に3年ほど住んでいた多古町。成田が近く地盤がしっかりしていて、自然も豊かで、人もあたたかい。ここなら、しっかりと暮らしを組み立てられると思ったんです。 キャンプ場を始めたのは、ちょうど「山の活用に困っている」という地域の声を聞いたタイミングでした。まちおこしの一環として、自分の得意なことを活かせないかと考えて、「それならキャンプ場、やりましょう!」と始めたのがきっかけです。

空き家再生/移住の時に起きた課題や悩み、大変だったことを教えてください。

この事業だけではないですが、一番大変だったことは、やっぱり「お金を稼ぐ」ということ。どんなに良いアイデアでも、収益がついてこなければ継続はできません。覚悟を持って事業に取り組むには、ちゃんと“稼ぐ経験”をすることが必要で、その覚悟が必要です。

どのように乗り越えましたか

一人ひとりとのコミュニケーションを本当に大切にしてきました。お客様としっかり向き合うことで、自然と口コミが広がり、人が人を呼んでくれるようになったんです。そして、地域への感謝を込めて、併設のカフェを貸し切って感謝祭を開いたり、町の人にも喜んでもらえる場づくりを心がけています。 働くうえで一番大切なのは、「エネルギッシュであること」だと思います。動きながら考える、出会いを楽しむ、そういう前向きなエネルギーが、多古での暮らしや仕事を豊かにしてくれています。

これからチャレンジしたいことは何ですか?

今あるキャンプ場の価値をもっと深めて、「ただ泊まる」だけじゃない体験ができる場所にしていきたいです。たとえば、夜の星空を楽しむイベントや、地域の人との交流など、ここでしかできない過ごし方を増やしていきたい。 そして、これからも「地域に還元できる形」を大切にしながら、多古の魅力を外の人にも届けていくような動きをしていきたいですね。