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タコのヒト

PON PON cafe
佐瀬 友里香 さん

多古町の一角に佇む、古民家を活用したカフェ。 ここには、レストランで培った経験を活かした料理と、「本物を味わってもらいたい」という店主の強い想いが込められています。日本家屋の良さを残した外観と、北欧風の落ち着いた内装。また、地産地消の食材や厳選した原材料を使い、価格以上の価値を届けることを大切にしてます。 このカフェが目指すのは、食事を楽しむ場所にとどまらず、人が集い、会話が生まれるコミュニティの場。そして将来のエリアづくりへとつながる、まちとの対話の拠点です。

このカフェでは、どんなことを大切にしてメニューを決めていますか?

これまでレストランで働いてきた経験を活かせる料理を中心にメニューを構成しています。単に手軽に提供できるものではなく、「自分が責任を持って出せるか」「お客さんに胸を張って勧められるか」を基準に選びました。素材の扱い方や味の組み立てなど、これまで培ってきた技術を活かせることを大切にしています。

コーヒーをメニューに入れた理由を教えてください。

コーヒーは利用されるお客さまのニーズが非常に高く、カフェにとって欠かせない存在だと感じています。また、一般的なカフェメニューの中では原価率が比較的低く、安定して営業利益を確保しやすい点も理由のひとつです。味や品質にはこだわりつつ、経営として無理のない形を選ぶことで、長く続けられるお店にしたいと考えています。

多古町でカフェをつくるうえでの「こだわり」は何ですか?

一番のこだわりは、来てくれた人に「本物」を味わってもらうことです。古民家をリフォームする際は、昔ながらの日本家屋や木造建築が持つ温かみや風合いをできるだけ残すことを意識しました。その一方で、提供する料理や過ごし方に合うよう、内装は北欧風の落ち着いた雰囲気にしています。また、提供する料理に合わせて内装は北欧風にするためレイアウトや家具の購入先を自ら選んでいます。外と中、それぞれの良さが共存する空間を目指しました。

メニューの価格設定は、どのように考えていますか?

開業前に周辺の飲食店の価格帯を調査したうえで、あえて少し高めの価格設定にしています。地産地消の食材を使ったり、質の良い原材料を遠方から取り寄せたりする中で、「安さ」ではなく「価値」で選んでもらいたいと考えたからです。価格を通して、このお店が大切にしている姿勢や考え方が伝わればうれしいです。

このカフェを、今後どんな場所にしていきたいですか?

カフェとして利用してもらうだけでなく、近隣の方が自然と集まり、井戸端会議のような会話が生まれるコミュニティの場にしていきたいです。また将来的には、アトリエや宿泊施設を整備し、都心部から訪れた人が滞在できる場所としてエリア全体を育てていくことも考えています。その第一歩として、このカフェを地域の方と対話を重ねる場にしていきたいと思っています。